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日本遺産「鮭の聖地」とも関係の深い神社。歴史の深さを感じさせる文化財も多く残されています。
江戸時代中期、天保年間(1781~1789年)頃に創祀された、根室海峡沿岸最古の神社。
鮭鱒漁場を開設した飛騨屋久兵衛(ひだやきゅうべえ)により創建されたと言われています。
そんな標津神社に祀られるのは、伊勢神宮に祀られている『天照皇大神』、こんぴらさんの名でも親しまれている航海の安全・豊漁祈願の『金刀比羅大神』、そして水を司る神である『市杵島姫命』。
創祀以来、海上の安全と大漁を祈願する神社として町民に親しまれています。
境内には歴史を感じられる文化財が残されています。
天保13年に奉納され、標津町で最も古い石造文化財の『天保の石燈篭』は、奉納年月日と奉納者名が刻み込まれ、江戸時代からの歴史を伝える資産となっています。
また、幕末の標津を描いた標津番屋屏風にも描かれている『四爪鉄錨』は、天保年間、鮭漁の網に掛かり引き上げられた錨を神社に奉納したことが始まりとされています。
以来海陸の諸産業が勃興、船舶の往来も頻繁になったことから「錨の弁財天」と唱え崇敬されたのだとか。現存する錨は水産業の繁栄を願い、今もなおここに祀られています。
その他にも、江戸時代中期からの歴史の歩みを伝える時代ごとの文化財が残されています。
標津の水産業、そして日本遺産「鮭の聖地」の物語との関わりが深い標津神社。歴史を学び体感しながら参拝していただけます。
社務所にはおみくじがあり、御朱印もいただけます。
コレおすすめ!
鮭の聖地ならではのオリジナルおみくじ!「鮭みくじ」
鮭みくじには、江戸時代に根室海峡沿岸地域のブランド鮭を紹介した「鱒形図拾壱品鮭形図四品」に記された一品が描かれており、当時のブランド鮭と共に運勢が占えます。紙製おみくじの付属の木札には根室海峡沿岸地域で松浦武四郎が詠んだ詩が絵とともに描かれており、おみくじ本体は結ぶと鮭の形になります。たくさんの鮭みくじが境内に結ばれていくと、鮭みくじの大群が見られるかもしれません!ぜひお立ち寄りの際は、鮭みくじで運勢を占ってみてください。(おみくじ15種、木札14種)
名称 | 標津神社 |
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住所 | 標津郡標津町北1条西1丁目1番2号 MAP |
TEL | 0153-82-2038 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
利用料金 | 鮭みくじ 1回 500円 ※紙製おみくじと木札セット 標津神社社務所にて購入可能 |
※内容は、掲載時の内容となるため内容が変更になっている可能性がございます。
※詳細やご質問は直接店舗へお問い合わせください。